日中の暑さが残るソウルの夏。漢江の公園が、夕方から翌朝まで滞在できる夏の避暑スポットへと変わります。2026年8月に行われる「漢江ナイトキャンプ(ハンガン・ナイトピング)」は、テントで夜を過ごしながら、水遊び、音楽、映画、食事などを組み合わせて楽しめる試験事業です。
キャンプ場だけを目的に訪れるというより、漢江沿いで開催される夜のプログラムを自分のペースでつなげていく過ごし方が似合うイベントです。夕方に到着してプールへ行き、夜は映画やDJイベントを楽しみ、朝の時間まで川辺でゆっくり過ごす。ソウルの夜景を背景に、いつもの漢江公園とは少し違う一晩を組み立てられます。

漢江で過ごす、夏の夜から朝まで
「ナイトピング」は、NightとCampingを合わせた呼び方です。今回の漢江ナイトキャンプでは、移動やレジャーだけで終わらない、夜間の滞在型プログラムが用意されます。会場は都心からアクセスしやすい汝矣島漢江公園とトゥクソム漢江公園の2か所です。
暑い時間帯を避けて夕方から公園へ向かえるのも、この企画の特徴でしょう。水辺で過ごしたあとにテントへ戻れるため、帰宅時間を気にしながら夜のイベントを急いで回るのとは異なる流れになります。
📅 開催期間は2026年8月1日(土)から8月30日(日)までで、8月中は毎日運営されます。利用時間は毎日17:00から翌日9:00まで。利用料は試験事業期間中は無料ですが、事前予約制のため、予約ホームページでの申し込みが必要です。
会場全体の規模は200張分です。4人用のシェードまたはテントは各自で持参するか、現地で有料レンタルを利用します。連泊と炊事行為には制限があり、食事は周辺の店舗を利用する形が案内されています。荷物の量や夕食の予定は、予約前にあらかじめ考えておくとよさそうです。
📍 汝矣島漢江公園の会場は、水光ステージ前の芝生広場で100張分。トゥクソム漢江公園は、3号売店と「漢江プルプル」芝生広場の間に設けられ、こちらも100張分です。夜景や参加したいプログラムに合わせて、どちらの会場にするか選ぶのが自然です。
夜まで楽しめるプールと水遊び場
ナイトキャンプの時間と組み合わせやすいのが、漢江のプール・水遊び場の夜間営業です。汝矣島・トゥクソムのプール、蚕室・蘭芝の水遊び場は、毎日9:00から22:00まで営業します。
汝矣島プールでは、毎週金・土・日に夜間DJイベント「漢江チョムボンショー」が予定され、終了時間は21:00まで延長されます。蘭芝水遊び場でも、8月8日(土)から毎週土曜日の19:00から21:00まで夜間DJイベントが行われます。
キャンプ会場が汝矣島またはトゥクソムに限られる一方、水遊びの選択肢は蚕室や蘭芝にも広がっています。日中に水遊び場を利用してからキャンプ会場へ移動するのか、会場周辺で夜の時間を完結させるのかで、1日の組み方も変わります。
橋の下の映画館、無音DJパーティーも
漢江公園では、8月の夜に合わせた催しも複数実施されます。無料上映の「漢江・橋の下映画館」は、汝矣島の元暁大橋下で8月8日・15日・22日の各土曜日、20:00から22:00まで開催。トゥクソムの清潭大橋下では、8月8日・15日の各土曜日、同じく20:00から22:00まで上映されます。
汝矣島の麻浦大橋下では、8月1日・8日・15日の各土曜日、19:00から22:00まで無音DJパーティーを開催。ヘッドホンを使う形式のため、川辺の夜の空気を感じながら音楽を楽しめます。
8月19日(水)20:00から21:00までは、汝矣島の水光ステージ前でBIGBANGのデビュー20周年カムバック記念リスニングパーティーも予定されています。このほか、ナイトウォーク42K、ウォーターピクニック、漢江無泊2日なども行われます。日程が重なる日を選べば、テント泊の前後に立ち寄れる企画が増えそうです。
マンウォン、トゥクソム、セビッ島の芸術ナドゥルモクでは、夜のストリートパフォーマンスや視覚芸術作品の展示も行われます。大きなイベントの合間に、漢江沿いを歩きながら立ち寄る楽しみ方もできます。
食事の割引とエコミッション
🎁 8月中、汝矣島・トゥクソム・マンウォン漢江公園の配達ゾーンでは、「ソウル配達+テングヨ」による最大8,000ウォンの割引特典が提供されます。「テングヨ」アプリの3,000ウォン割引クーポンに加え、ソウル愛商品券のペイバック特典も対象です。炊事が制限されるナイトキャンプでは、食事を考える際の選択肢の一つになります。
汝矣島漢江公園では、毎週金・土・日の17:00から21:00までエコミッションも運営されます。リユース容器の使用、リサイクル資源の返却、ジョギングをしながらごみを拾う「ジュプギン」への参加で、現金のように使えるエコマイレージを貯められます。
夜間の滞在に向けては、キャンプ場周辺のCCTV監視を強化し、照明環境を改善。24時間の巡回と専任管理スタッフの配置による安全管理体制も案内されています。
漢江の夏は、夕方からのほうが動きやすい日もあります。テントの持参またはレンタル、予約日とその夜のプログラムを早めに照らし合わせて、過ごしたい一晩を決めておくとよいでしょう。


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